社会福祉法人 駿河会 リクルート2023

社会福祉法人 駿河会 リクルート2023

PEOPLE

わたしたちの「いま」と「これから」。

#理念に惹かれて就職

#たくさんのありがとう

#あなたらしくを大切に

駿河会での「わたし」

仕事をしている、というより「生活」をしている感覚が強いですね。おうちが2つある感じです。
とはいえ仕事をする場ですので、私が生きていくために必要なお金を稼ぐ場でもあります。 私の就職活動時期はコロナ禍で、実習や見学も厳しかった時期なのですが、そんな中、同じ 学部出身の先輩が「駿河会」を紹介してくれ、専門的に学んだ人が勧める施設であることがひとつ、もう一つは「あなたが自分らしくあること」を理念に掲げている点に惹かれて入 職を決めました。
駿河会が掲げる「あなた」とは「入居者さま」でもありますが「私」でもあります。入職し、理念の通り私も入居者さまも自分らしくあることを大切にされ、守られていると感じています。そんな環境だからこそ「もっとこうなりたい」「もっと良いサポートをしたい」と思い成長し、なりたい自分を実現していくことができる場所と感じています。

駿河会での「仕事」

入居者様の暮らしのサポートをさせていただいています。
お一人おひとりに合わせて、その方が出来ることはできるだけご自身でやっていただきます。お皿から取るのが難しい方には滑り止めの食器をご用意したり、お身体の状態により食 べこぼしが多くなりがちな方はタオルで汚れないようにしたり。出来ることをご自身で行う ことは、その能力を維持することにつながりますし、なによりその方の自尊心が満たされる と思っています。
晃の園に入居された皆さまが、出来るだけ「今までしてきた暮らし」が続けられるよう、毎日変わるコンディションに注視しながら「一番良いケア」を心がけています。

「仕事」のやりがい

入居者さま、スタッフ双方からの「ありがとう」の言葉が溢れていることです。
配膳したり椅子に移動するなどのサポートをすると、入居者さまからの「ありがとう」。
入居者さまが洗濯物を畳んでくれたり、服を着ていただく時に腕を伸ばしてこちらのサポートをしてくださったら、わたしから「ありがとう」。
「ありがとう」という言葉は、今までそんなに口から出てこない言葉でしたが、こちらで働 くようになってから、心から「ありがとう」と思う事が多くなり、今までよりたくさん「ありがとう」と言えるようになりました。とても温かい言葉なので、言う度聞く度、心が温かくなります。

これからの「駿河会」

私は最初、学校で学んだ事や描いていた理想と、実習での現実に差があり悩みました。
学校では「この場合はこうしましょう」と学びますが、実際にはその方にはその方法が合わないことがあります。晃の園では、その方法にその人を合わせようとするのではなくて、方 法を変えその人に合わせています。先輩に教えられながらサポートしていく中で、入居者さまから「ありがとう」という言葉をかけていただけ、自分が選んだ道を信じることができました。
私は今、まだ目の前にあるサポートに精一杯ですが、先輩のようにもっと合わせたサポートをして、かゆいところに手が届くような介護士になりたいと思っています。 そして、その先輩が私にしてくれたように実習生や後輩と関わり、介護・福祉の道へ進んだ人に「介護っていいな」と思ってもらえるよう、この仕事の魅力を伝えたいと思います。

2021年4月 山梨県立大学 人間福祉学部 福祉コミュニティ学科卒業後、介護職員として 社会福祉法人駿河会に入職。特別養護老人ホーム晃の園にて、介護職員として勤務。
ホタテが大好物。コストコのホタテは一人で一袋全て食べてしまうくらい。今はコロナ禍で 難しいけれど、車で遠出することも好きなので、普通車が欲しいです。

夜勤をしていたときのことです。 入居してまだ間もない方で、お家とは違う環境になった為やはり落ち着かないのか、おトイレが頻繁でした。何度もおトイレに行かれている間に明け方になり、帰宅願望が出て更に落ち着かない雰囲気になってしまいました。
夜勤中というのは、入居者さまがお布団でおやすみになられているか、歩くことが難しい方が、暗い中お一人でトイレなどに行こうとしていないかなど、日中とはすこし違う配慮が必要です。この日は、入居して間もないこの方のこともあり、ずっと気を張っていたため、いつもより疲れていたように思います。
しかし、その方から「帰るの?ありがとうね」と、帰る時にお礼を言われたその瞬間、その夜の緊張感や疲れが払拭された清々しい気持ちになりました。
言ってくださるタイミングが良すぎる!と思って笑ってしまいました。

インタビュー日 2022年1月