社会福祉法人 駿河会 リクルート2023

社会福祉法人 駿河会 リクルート2023

PEOPLE

わたしたちの「いま」と「これから」。

#暮らしの中の楽しみ

#らしくあることを大切に

#ユニットリーダー

駿河会での「わたし」

大好きな祖母が、自宅で祖父の介護をしていた事もあり、介護・福祉の道を志すようになりました。
各ユニットで炊く炊きたてご飯のいい匂いが広がって食欲をそそることや、ご家族が持ってきてくださるそれぞれのおやつやお飲み物を美味しそうに召し上がっている様子が、本当に家のようだと感じたのが駿河会の第一印象です。こうした、温かい雰囲気で過ごしていただきたいと感じたその時の気持ちのまま、約3年が過ぎました。
自分がケアについて伝えていく立場になったプレッシャーはありますが、入居者さまのお気持ちを大切にしながら、生活のサポートをさせていただいています。

駿河会での「仕事」

入職した頃は、何が自分にできるのかすらわかりませんでしたが、3年目になった今では、全体のケアの流れを把握しながら、体調が悪い方などの突発的な事案にも臨機応変に対応できるようになりました。
今年からは新しく「ユニットリーダー」の仕事を任されています。月に1度、ユニットのスタッフ全員が集まり、入居者さまのそれぞれに合わせたケアの方針を決定したり、全体的な事務書類や集計、提出物の作成をすることが主な仕事です。
細かく意見を聞きながら会議を進める事はまだすこし難しいのですが、ベテランのスタッフが沢山いて様々な方法が検討できるので、出来る限りベストなサポートが提供できるよう、心がけてリーダー業務をしています。

「仕事」のやりがい

お一人おひとりの生活に一緒に深く関われていると実感できることです。
その方がどんな状態かを把握しておかなければ、適切で丁寧なケアができないので、細かな体調や心境の変化に気付けるよう心がけています。
例えば、お風呂が苦手な方に入浴を促す際、直接的に言うのではなく「身体を綺麗にしにいきませんか」等表現に気をつけながらタイミングを見てお伺いする。タイミングと表現が合えば、苦手からくるマイナスではなく、プラスの気持ちが引き出せて気持ちよく入浴していただくことができます。
こちらがどれだけ入居者さまのお気持ちを察して感じ取ることができるか、そしてそれがマッチした時にやりがいを感じます。

これからの「駿河会」

駿河会に入職し、入居者さまと交流するなかで、それぞれの生きてきた暮らしがあり時代背景、生活環境など多岐に渡ることを実感しました。まさに人に歴史あり、といったところです。これらは、私が高齢者福祉の仕事で得た視点だと思います。
駿河会では、地域貢献・地域交流の活動もしています。その中に「はとりきっずぴあ」という、地域の子供の居場所づくり活動があります。現在はコロナ禍で活動が制限されていますが、子どもが好きなこと、そして子どもとのふれあいで得られる新しい視点に期待して、それに参加してみたいと思っています。

2019年4月 静岡福祉医療専門学校 総合福祉学科卒業後、介護職員として社会福祉法人駿河会に入職。特別養護老人ホーム晃の園にて、介護職員として勤務。現在はユニットリーダーを務める。
温泉めぐり、ケーキバイキング、ONE OK ROCKが好き。温泉は主に静岡県内の温泉や健康ランド。ケーキ屋さんのハシゴができるほどのケーキ好きです。

私が入職したばかりの頃、一度もお声を聞いたことがない入居者さまがいらっしゃいました。
他のスタッフからは「時々挨拶をしてくれる」と聞いていたので、お返事やお声がなくとも「おやすみなさい」「おはようございます」「ごはん美味しそうですね」などお声かけを続けていたら、ある日突然「おはよう」と返してくれました。
ずっとお声を聞けなかったので、もしかしてお話ができなくなってしまったのではないか、とすこし不安に思っていたのですが、お返事してくださった事で安心しましたし、生活をともにする人として認識してもらえたのかな、と思えて、それがとても嬉しかったことをよく覚えています。
こうした入居者さまの変化を身近で感じていけることは、私の仕事に対する原動力にもなっていると感じています。

インタビュー日 2022年1月