社会福祉法人 駿河会 リクルート2020

社会福祉法人 駿河会 リクルート2020

INTERVIEW

常葉大学 教育学部卒
特別養護老人ホーム晃の園 2018年4月〜

駿河会に入職を決めた
理由を教えてください

小学校の教員を志望して、常葉大学に入りました。教員免許を取るために必要な介護実習で「介護」というものを体験した時、漠然と「なんかいいな」と感じたのが、介護に興味を持ったきっかけです。
その後教育実習にも行きましたが、介護実習の時に感じた「なんかいいな」が忘れられませんでした。はっきりと理由がわかるわけではないのに「いい」と感じるのは素晴らしいと思い、介護の仕事に就きたいと強く思うようになりました。
それからは様々な施設を見学に回りました。駿河会の施設環境が利用者様、入居者様、そして私たちスタッフに配慮していて細かい心遣いが感じられること、一人ひとりをとても尊重していることが感じられ「いいな」と感じました。その「いいな」が、最初に感じた「いいな」と共通していたことが決め手で、駿河会に入職を決めました。

あなたにとって「介護」とは
どんなお仕事ですか。

穏やかな仕事だと思っています。
朝皆さんに起きていただく時、寝ている方はカーテンを少し開けるなどして、自然に目覚めていただきます。食事も、時間になったから食べなければいけないわけではなく、その方の食べるタイミングに合わせて食べていただく。同じテーブルで食事をいただきながら、「おいしいね」と笑いあう。一緒に散歩に出かけた時に、「桜が咲いたね」「空気が秋のにおいがするね」など言葉を交わして、四季の移ろいを感じる。そんな風に、その方のペースに合わせて生活していただいています。
些細で当たり前なことのように感じるかもしれませんが、季節について話したり、小さな幸せで笑ったことを覚えている方は多くないのではないでしょうか。大学時代の私は忘れかけていました。
駿河会で働くようになり、改めて、日常はこうした小さな幸せの積み重ねでできていて、だからこそ穏やかに笑って生きていけると知りました。入居者様それぞれのそうした穏やかな日常がここにはあり、私たちはその穏やかさの中に混ぜていただいていると思っています。

仕事を通じて感じた
あなたの成長はなんですか。

私は専門の学校を出たわけではないので、「ユニットケア」がどういうケアなのか、水分でむせないようにするためのとろみはどうやって作るのかも知らない、介護に関しては本当に素人でした。
そんな新人の私でしたが、駿河会の新人研修で基本からしっかりと教えていただき、先輩がついて指導してくれたおかげで、だんだんと初歩的ながらもできることが増えていきました。
できることが増え、「もっと知りたい」「勉強したい」という気持ちも比例して強くなっていきました。駿河会では様々な研修を内外で受けることができます。どんな研修でも受けることができるということは、どんな自分にもなれるということだと思います。
介護体験とはじめて駿河会を見学した時に感じた「いいな」という気持ちを大切にしつつ、知りたいという気持ちに素直に成長していると感じられるのは、本当に素晴らしいと思います。
今では、なりたい自分に近づける、「介護」という仕事を、より魅力的に感じています。

駿河会の
好きなところを教えてください。

入居者様、利用者様が、その方らしくいられるよう、駿河会のスタッフはサポートをしています。その理念が浸透しているからこそ、スタッフ皆も「自分らしく」あれることを大切にしていると感じます。
わからないこと、不安なことが起きた時に先輩スタッフに相談すると、様々な意見をいただくことができます。「あなたなら、こうしてみたらどうだろう」と、私のことを考えてくれた上でのアドバイスを頂けるので、「私だからこれが出来る」と思え、私らしいケアをすることが出来ます。そんな「私らしく」仕事ができる駿河会の環境がとても好きですね。
私も後輩ができたら、先輩たちのように安心させてあげられるアドバイスができる人になりたいと思っています。

これからの目標をおしえてください。

介護という仕事の魅力を伝えていきたいです。4月から駿河会の一員となり、晃の園で働くなかで多くのことを学び、毎日が新鮮です。介護技術も、入居者様と接することも一からのスタートでしたが、今一番に感じていることは"楽しい"と言うことです。
私は介護を勉強してきたわけではありません。全く違う分野からここに来ました。ですが、日々入居者様とともに生活をおくる中で一緒に笑ったり、お話をしたり、時には会話はなくとも一緒に外を眺める、そんな穏やかな毎日が日常に彩りを加え、心地良い気持ちを共有させてくれるのかなと感じています。
自分で進路を決め、介護の世界に飛び込みましたが、温かい入居者様、富沢という自然豊かな場所で働けてよかったです。1年目でまだまだ未熟なことばかりですが、介護の技術を磨いて、ここで味わった介護という仕事の魅力を少しでも伝えられるようになりたいです。

介護の技術は、まだ分からない部分が多いですが、せめて気持ちで寄り添うことができるように普段心掛けています。
例えば、スポーツ観戦が好きなご入居者とは、「サッカー勝ったね。」と昨日見たテレビの話をして、何気なく声を掛けたりするようにしています。
数カ月前のことですが、私が所属していたユニットで、寝たきりの入居者様がいらっしゃいました。その方は耳が遠く、体力的に話をすることすら大変で、最期の時間が近い状態でした。
どうすれば、その方に寄り添うことができるのか悩みましたが、お部屋に伺ったときに手を摩ったり、次男さんやお孫さんが写っている家族の写真を見せたりしました。今でもそれが正しい行動だったか分かりませんが、家族の写真を見せた時、すごく良い表情になったのが今でも印象強く残っています。
そんな経験や日々の勉強を通して、死に対してのイメージが変わったと思います。始めは、死には怖いイメージがありました。でも、今は『その人の人生をまっとうしたゴール』だと感じています。それが自分以外の人に通じるか分かりませんが、そんな風な感覚です。

インタビュー日 2019年1月

先輩と研修で万全のサポート。
もう一つの家族がここにあります。

2018年4月静岡福祉大学 社会福祉学科卒業後、介護職員として社会福祉法人駿河会に入職。晃の園ショートステイにて勤務。
様々なことを勉強しつつ日々ステップアップ中。
マラソンが趣味。目下静岡マラソンの出走に向け日々練習中。

一般大学から介護・福祉の世界へ。
「穏やかな毎日」が私の仕事です。

2018年4月常葉大学 教育学部卒業後、介護職員として社会福祉法人駿河会に入職。特別養護老人ホーム晃の園にて勤務。
教員希望から一転、介護福祉の世界へ飛び込み、研修を受けながら日々ケアの勉強中。
趣味は食べること。某ハンバーグ店が大好き。

「駿河会」の一員として大切にされ
私が私らしく成長できる環境です。

2017年4月静岡県立大学短期大学部 社会福祉学科卒業後、介護職員として社会福祉法人駿河会に入職。特別養護老人ホーム晃の園で勤務2年目。
任せられる仕事が増えたことに自身の成長を感じ、先輩に助けてもらいながらより良いケアを目指す。
休日には家族と御朱印帳巡りを楽しんでいる。