INTERVIEW
わたしたちの「いま」と「これから」。
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#私の生活に合った働き方
#キャリアアップを駿河会で
#後輩の「面白い」を大切に
駿河会に入職を決めたきっかけと
今までのキャリアを教えてください
まだ新人だった頃にインタビューでお話をしたので繰り返しになりますが、介護の仕事に興味を持ったのは、祖母の脳卒中がきっかけです。自分も何か力になれないかと思い、介護の勉強ができる大学への進学を決めました。大学在学中に様々な実習・見学をした中で、一番人が温かく、私たちスタッフを含め全ての人を大切にしている、と感じた駿河会に入職を決めました。
新卒で介護職員として入職し、2年目にユニットリーダー(※ユニットケアについて)を経験し、4年目から続けて二人の子を出産したため、2年の産休・育休をとらせていただき、6年目からまた介護職員として職場復帰しました。
その後、2023年9月から、特別養護老人ホーム晃の園の相談員として勤務しています。
駿河会を選んでよかった
理由はなんですか?
介護職員として働いていた頃は、入居者様に「ありがとう」と言っていただけたり、お一人おひとりに合ったケアをして喜んでいただけたり、といった、その方にとっての「生活」を継続して送っていただけることに、やりがいを感じていました。
経験を重ねるごとに、入居者様だけでなくご家族にも喜んでいただけるケアや、様々な関わりをしていくことにもやりがいを感じるようになりました。自分が先輩になり、後輩の成長を感じた時は、とても嬉しかったです。
私が「相談員をやってみない?」とお声をかけて頂いたのは、そうした介護職員としての経験を、評価をしてくださった事と、子供がまだ幼く、日勤メインの仕事のほうが働きやすいのではないか、という点があったからです。
このように、駿河会では職員一人ひとりの勤務状況や、生活をしっかりと把握し、一人ひとりに合った働き方を提案してくれます。駿河会で働いていると、各職員に負担が行き過ぎないよう、心身に無理が出ないようにと温かく大切に思ってくれているのが伝わってきます。
相談員になってから日が浅いので、行き届かない点が多くあると思いますが、心優しく頼りになる先輩方に支えてもらっているので、ここ駿河会で自分のキャリアをどんどん積み重ねていきたいと思っています。
正直、他で働くということは考えられないです。それくらい駿河会が好きです。
現在のお仕事内容を
教えてください
相談員というのは、ご家族と入居者様と施設職員の間に立つ、橋渡しのようなお仕事です。
ご入居についての相談を受け、ご入居後にも、入居者様の暮らしについて対話をします。それ以外にもご請求などのデスクワークも仕事のひとつです。相談員という仕事は、ケアの要にもなりうる、大切なお仕事だと思っています。
最初の頃は、お伝えしなければならない内容を全てメモに書き、ご説明できるようにしていました。しかし、対応の仕方や話し方などを、先輩相談員から教えていただきながら仕事を続けていくうちに、入居者様の様子の「説明」ではなくご家族との「対話」が重要だと気づきました。様子をお伝えし、それに対する感想やご質問に的確に応える会話を重ねていく。そうしたコミュニケーションが駿河会を信頼していただくことに繋がるのです。
相談員全員が、現場スタッフを含めた入居者様の周辺環境全てを把握し、全体像を見据え、皆がより良い方向へ進んでいけるよう、真剣に取り組んでいます。その中で一緒に仕事をしていると、先輩相談員の視野の広さや視点の多様さを目の当たりにし、先輩のようになりたい、と強く思います。
「なりたい」と思うということは、自分はまだそこに達していないけれど、自分のキャリアにはまだ先があって、もっと成長できる点がたくさんあるということです。自分の可能性が信じられる仕事環境は本当にすばらしいと思っています。
どんな「駿河会」に
していきたいですか?
最近は、私のように介護の勉強をして介護の世界に入る人の他に、一般大学から介護の世界に入ってくる後輩が多くなってきました。
そうした後輩に理由を聞くと、イベントや見学で駿河会と介護の仕事を知り、施設や職員の温かさや、教育が行き届いているところ、法人の「その人らしさを大切にする」というスタンス、一人の大人として成長できる仕事・給与・福利厚生が整っているという事に魅力を感じた他に、「面白そう」と感じて入職したと言います。
私のように介護の勉強をしていれば「介護」という仕事ややりがい、面白さを在学中に知る事ができます。でも、介護の勉強をしてきていない一般大学卒業の方がこの仕事を「面白そう」と思ってくれるということは、介護という仕事の本質や駿河会という法人の魅力に惹かれてくれているような気がしています。
こういった「面白そう」と感じてくれた方が、その感性を持ったまま成長していけるよう、サポートしてきたいと思っています。
そして成長した職員が、駿河会の魅力や、介護の仕事は「面白い」という実体験を外に向けて発信してくれると良いなと思います。
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Y.SHIBANO
2017年4月 静岡県立大学短期大学部社会福祉学科介護福祉専攻卒業後、介護職員として社会福祉法人駿河会に入職。特別養護老人ホーム晃の園にて、介護職員として勤務。2年間の連続した産休・育児休暇を経て、介護職員として復職。その後、2023年9月より相談員として勤務。
身体を動かす事(特にバスケットボール)と、キャンプが好き。子供が大きくなったら、一緒にキャンプを楽しみたい。
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私は2年の育休・産休があけてから、介護職員として復職しました。
自分の家族や生活と照らし合わせて、どんな働き方が良いか、たくさん相談に乗って頂き、これなら、という働き方を提示していただき復職しましたが、もちろん不安はありました。子供が幼いと、子供の急な発熱や怪我で早退しなければならないことがあり、それは他の職員に負担をかけてしまいます。
でも仲間の職員はそういった時、「自分たちだって体調を崩したら休むわけだし、そこはお互い様!早く行って!」と気持ちよく送り出してくれました。
もちろん家族の協力はありましたが、そうした仲間の優しさが本当に嬉しく、駿河会でまた働けてよかった、と思っています。
インタビュー日 2024年1月