先日 中藁科小学校の子供たちと交流会を行いました。
子供たちは、「お年寄りを元気にする」というテーマで来てくれました。
嘉響のみなさんと、小学生と知恵を出しあい、【「あ」がつくものを探してみよう】連想ゲームを行いました。
小学生が、「○○さん、ありますか?」と利用者様に声をかけてくれたり、また、利用者様が、手を上げる子供たちに「言ってみて」と言葉のシャワーが飛び交っていました。
利用者様からも、小学生のリコーダーや鍵盤ハーモニカの演奏を聞いて、大きな拍手をしたり、「がんばって」と声をかけたりされていました。
利用者様からも「今日は子供たちからパワーをもらった。子供たちにはこれから頑張って欲しい。こんなおじいちゃんがいるってことを忘れなければいいな、と思ったよ」とおっしゃっていました。
お年寄り=体が不自由な方と考える子供たちも少なくないと思います。車椅子を使う、ベッドでの生活が長いなど、できないことが多いイメージをもたれがちです。ですが、嘉響の利用者様は、ご自分の考えを持ち、自分が今できる部分を続けていきたいと思っている方が多いです。交流会で、そんなお年寄りがいることが伝えられたかもしれません。
「久しぶりに子供たちと接したから、少し疲れたよ。でもこれはいい疲れだよね」とおっしゃってくださった利用者様がいます。短い時間ではありましたが、いつもより言葉数が多く、ほほえましい姿が印象的なひと時となりました。