午後の活動として、作品作りを選択をされる方がいらっしゃいます。
「玄関に飾ってみたいな」「ひ孫の御祝にあげたい」となど、選択する理由は様々です。
この利用者様は、ご自分の誕生日のお祝いとして、以前も同じ作品を作っていました。一つ目が完成すると、「もう一つ娘にあげようかな思っている。もう一つ作りたい」とおっしゃり、二つ目に挑戦することになりました。
♦押し絵とは・・・♦
小さなパーツを組み立てて、立体的な絵が完成することができ、嘉響でも人気の作品の種類となっています。
以前作った時、「細かいパーツが多すぎて、分からなくなってしまったから、説明書を家に持って帰ってつくってみたよ。そうすれば、少しはわかりやすくなるかなと思って」と自作の見本を作ってきてくださいました。
嘉響での活動が、自宅での活動となり、ご自分の自信・意欲へつながっています!職員と一緒に考える方もいらっしゃいます。
作品を一つ仕上げられると、「おばあちゃん、ありがとうね」と、ご家族からお礼を言われる方や、息子さんが、作品を置くスペースを玄関に作ってくれたとおっしゃる方もいます。
「できない」のでなく、「やってみたい・やりたい」という気持ちを応援し、形にしたり、心に潤いを与える場所が嘉響だと考えています。