事業所内　事例検討会

７０歳代女性　独居　退院にむけて　訪問リハビリを進められたケース

今回の入院は転倒骨折。手足のしびれ、外出も自宅前が坂道で行動範囲が近所に限られている。下肢筋力も低下している。

アドバイス）

・訪問リハビリ導入の目的として、病院としてはどの部分の生活改善を求めるのか確認する。

・近隣の協力者はいるか？

・今回転倒で入院されているが、自宅内や自宅周辺の危険な個所について本人と一緒に確認すると良い。

・今後、リハビリを行うが半年～1年後どのくらい機能向上が図れたのかについても比較、検討ができるように現在の機能を把握しておく。

・基本チェックリストは、本人の全体像を把握する上で役立つ。今回の場合は、運動、栄養、口腔機能に課題が見受けられる。

・1年間で５ｋｇ以上やせていること、BMIが18.5を切っていることについて主治医と相談する。食べる事をどのように考えるか、健康リスクについても把握する。

・インフォーマルサービスとして、家族支援がプランの中に位置づけられている。このように家族の役割なども把握できていると　介護負担にむけても具体的アドバイスができてよい。