これって、介護職あるある?でしょうか。
普段、何気なくやっている仕草を意識する瞬間ってありませんか?
素の姿を見られていると思うと恥ずかしいですが、
介護の基本=足元を見ることのような気もします。
(今どきで言う『生活支援技術』ですね。)
支援中に利用者様の姿を見て、改めて学ばせていただくことが多々あります。
例えば、ズボンをはく時。
はいた後、左右のポケットに手を入れてポケットの座りを直す仕草。
鏡を覗き込んだ見た時。
自分の顔を見てニコッと笑顔の練習をする方。
キュッと引き締まった表情を作って見せる方もいたり。
どの姿も、妙に親近感を覚えませんか?
先日、利用者様から聞いた思わず一緒に笑ってしまったエピソードを一つ。
「昨日ね、何気なく横を向いたら、鏡に映る自分を見て気づいたの。
私、おしりが垂れちゃってるの。ビックリしたわ~。」
年齢からすれば80才代も半ばに差し掛かる方ですし、何ならその半分の私もそうですよ~と言いたいところですが、利用者様にとっては昨日初めて気づいた衝撃の事実!
なんともほっこりするお話でした。