先日、訪問先でこんな会話に出逢いました。
嫁:「今日、ご飯のスイッチ入れるの忘れちゃって。お父さんのご飯は何とか
間に合ったけど、私の分まではなくてね。バカやっちゃったよ。」
母:「そりゃ、かわいそうだっけね。うちのご飯で良ければ持ってくか?」
ごくごく普通のやりとりですよね。
でも、サービス利用者と介護者の関係でお会いすると、そういう当たり前のことが
横に置いておかれて、その方のできないこと(支援を必要とするところ)に焦点
がいってしまいがちです。
この会話のお母さんは、ヘルパー目線では、年相応にお疲れの感じが伺える方
とお見受けしていたので、とても新鮮な内容で、
家庭に居ればこその『お母さんの顔』だなぁと感じる場面でした。
こういった体験が味わえるのも在宅サービスの奥深さ、ですね。