嘉響の裏の桜が満開となり、みなさんと一緒に春を感じに行くことにしました。
「私は、桜を下から見たい」
「私は、上から花を見たい」と利用者様によってさまざまです。
人によって同じ意見もあれば、違う意見もある。それが当たり前なんだと思っています。
上に上がって桜を見降ろしたい、下から桜を見上げたい、一緒にその気持ちを共感できる喜びを感じています。
土手を見れば、「のびるが出てきた!」「よもぎが出てきた!」「つくしがでてきたね。スギナの子って知っていた?」と話題が広がり、声が飛び交います。
そして、最近こんな素敵な言葉を掛けてくれました。
「家で、笑うことがないよ。今日はここで大笑いさせてもらった。ありがとう。」と。
私は、「こちらこそ、一緒に楽しませていただきました。ありがとうございます」と返答をしました。嘉響に来所され、「ここに来てよかった。」「また来たいな」と思っていただけることはとても光栄なことだと思っています。
明日から、令和3年度。
利用者様に寄り添い、活動を一緒に行い、気持ちを共感することで、その方の何かの活力になるのではとないかと信じています。