梅雨の晴れ間に伺ったお宅へ向かう途中爽やかな香りが漂っていました。
香りをたどると、直径10㎝近くある大輪のくちなしの花でした。
咲いたばかりのようで純白の、八重のくちなし。
ワックスをかけたような艶のある葉っぱが目を惹きます。
利用者様も玄関から眺めていらっしゃり、
「あれは、お父さん(ご主人)が亡くなった時に、
お父さんの在所近くに咲いていたのを切ってきて、
挿し木で育てたんだよ。大きくなったなぁ。」
とお話して下さいました。
花が咲くたびに、ご主人を思い出して身近に感じる
というエピソードが素敵でした。