先週、ベテランヘルパーの訪問記録に
「庭先にあったふきのとうをご利用者様が食べたいと仰ったので調理しました」
とありました。
立地環境からして身近な食材だろうことは想像つきますが、
どこにあったかな~という首をかしげる部分と、
私の訪問時に依頼されたら調理できなかったな~という安堵感を味わいました。
すぐ後に訪問のチャンスがありましたので、ふきのとうチェックをしてきました。
探さなくても玄関わきにたくさんありました。
つぼみが堅く閉じているもの、開き始め、花が咲いているものと色々あり、
ご利用者様に「食べ頃はどの状態ですか?」と伺うと
「どんなだって食べられるよ。けど、ありすぎて食べないだよ」とのお返事。
天ぷらしか食べ方を知らない私は、食べたいというご要望にお応えできませんでしたが、
ベテランヘルパーは、フキ味噌を作ったとのこと。
翌日の訪問でしたが、調理したフキ味噌は美味しく召し上がった後だったようで
どんな仕上がりだったのか確認できなかったのが残念です。
ヘルパーに求められる力量の深さを目の当たりにした出来事でした。