ある利用者様から、「家でやってみたんだけど、合っているか見てくれないか?」と声をかけられました。
このプリントは、利用者様が前週に来所された時に行っていたものでした。
【頭の体操とは・・・】
鉛筆を持ち、間違い探し、計算問題、知恵問題のプリントに取り組んでいます。
①鉛筆を握ることは、親指と人差し指に力が入る
➁紙を抑えて文字を書く時、指先や手を全体的に使い、細かい動作を行うことで脳内の血流が増える。
また、他にもプリントにこだわらず、絵合わせパズルやクイズなど、さまざまなものを使って脳に刺激を与え、認知症予防を行っています。
この利用者様は、時間内に終えなかったプリントを自宅に持ち帰り、空いた時間にゆっくり時間をかけて解いたそうです。
ご自宅で過ごす時間の中でも、嘉響の活動が生きていることは、いつも仰っている通り「家族に迷惑かけたくない。ボケたくない」という気持ちがあるからではないかと思っています。
利用者様の強いお気持ちや、意識の高さを知ることが出来たひと時となりました。私たち職員も、その姿勢を見習わなくては、と再認識し、気が引き締まった1日でした。