ある午後の活動の時、玄関前の掲示を夏の掲示に一緒に変えてみませんか?とご利用者様に提案をしました。
みなさんからは、「手伝うよ。何が良いかな」「夏らしいものを入れたらどうかな?」と提案をいただき、うちわを使った飾り付けを考えてみました。
「夏といったら?」の質問に「スイカ!」「かき氷」「アイス」などど声が上がりました。その中から、スイカを選び、折り紙で作ってみました。
「スイカの皮は緑だから、緑色で塗ってみよう」
「スイカだけ飾るだけだと味気ないから、字を書いてみよう」
「夏らしい俳句を入れてみよう。お題はスイカにしてみよう」
「俳句を考えてみたけど、書けないから(職員に)書いてくれない?」
などみなさんからアイデアをいただきました。
午後の活動は、いつも決まったものをするわけではありません。突発的に決まった活動も、利用者様の力が加わり、アイデアは無限大になっていきます。
「これ、飾り終ったら家に持って帰りたいよ」とおっしゃる利用者さまもいらっしゃり、嘉響の活動がお家でお話の種になっているようです。