「去年、この時期になるとヒートショックの話をしたよね」
と利用者様から声を掛けられました。
11月も温かく過ごすやすい日が続くため、もうこの時期なんだとはっとさせられました。また、昨年、みなさんと「注意をしようね」と声をかけ合った一年前の話を覚えててくださり、嬉しく感じます。
「ヒートショック」とは、急激な温度変化によって血圧が変動し、心臓や、血管に疾患が起きることを言います。
利用者様からは、
「夜トイレに行くときに、布団から出ると、寒いなって温度差を感じるよ。」
「特に感じるのは、お風呂。温かい所から、寒い所へ行くとびっくりするよね。」
「温度差を感じない様に、温かくしているよ」と仰る方もいました。
今一度、ヒートショックはどんなものか、どうしたら、予防できるのか、資料を見ながら、一緒に考えてみました。
「家で気を付けてみる。家の人と話してみるね」
「このポスター、冷蔵庫に貼っておくね」
「家でお風呂入る時は、誰かに入るねって声をかけてから入るね」と仰っていました。
自宅で過ごされるの利用者様にとって嘉響での話が発信源になることがあります。
不安や気になる所が解消できるよう、これからも、一緒に考えていきたいと思っています。