金曜日は利用者様が比較的少ないので
逆に普段と違うサービスが提供出来たりします。
今回は、機能訓練外出として
センターから比較的近いけど、皆さんあまり行かない場所ということで
能又(よきまた)という地区に出かけました。
先日の大雨の時には、土砂も流れ出て大変だったということですが
整備がちゃんとされていて、道も走りやすかったのは少し意外でした。
「ここが昔火葬場があったところだ」
「ここが○○さんの家で…」
「ここは▲▲さんの田んぼがあった」
「ここらあたりに吊り橋があったはずだ」
などなど、利用者様や職員の解説を聞きながらゆっくりと林道を進みます。
川沿いの道は、ちょうど陽もあたらず
川の流れを横に見ながらのドライブは快適でした。
思ったよりも奥まで進めて…
ここから先はちょっと荒れているから、ここまでですね、
と車を停めたところには巨大な岩と大きくて立派な木が。
車を降りて、しばしあたりを散策しました。
ここでもやはり
「このあたりは□□さんの山で…」
「この岩は夫婦岩のひとつで…」
詳しい利用者様から色々と話しを聞くことが出来ました。
帰り道では、ある家の前を通り過ぎようとすると
「せっかく来たんだ。○○さんに挨拶をしなきゃ」
と利用者様。
車を敷地内に乗り入れて、利用者様と一緒に玄関へ。
声をかけると出て来た方は、利用者様を見て
「いやー、久しぶりだなぁ。よく来てくれたなぁ」
と嬉しそうです。
利用者様も
「うわぁ、涙がでそうだ」
と本当に嬉しそう。
しばしの間、話が盛り上がりました。
センターに戻る車中でも
「いやぁ、あの人は★★で…」
と思い出話は続きます。
身体だけでなく、心にもしっとりしっかりと刺激が得られた
今回の外出でした。