お口の体操後、「今日は鍋なんだね。いいにおいがしてきた!」という声が聞こえてきました。
毎年恒例となりました日替わり鍋の週間になりました。汁の味や、具はもちろん日替わりで、みなさんの好きそうなものや、骨を強くなる食材・肌がつやつやになる食材など職員の気持ちをプラスしたお鍋が出来上がりました。
「あったかいね。バターを入れるとコクが出るね」
「カレー鍋って初めて食べた。いつもよりたくさん食べた気がするよ」と皆様からうれしい声が聞かれました。
コロナウイルスの流行で人が集まって食事をすることが減ってきています。親戚の集まりや、食事会がなくなってしまったという話や「嘉響でみんなで食事ができることがうれしい」と話す利用者様もいます。
誰かと一緒に食事をすることで会話が生まれます。「おいしいね。」「家で作ってみようかな」「ちょっと塩気があったほうがいいね」など、みなさんの気持ちのピースが広がり、嘉響でパズルとしてくっつけることができます。つなげた先には、新しい楽しみへと化学変化していきます。
そして流行が少しでも落ち着くことを願いつつ、私たちは前を向き、今できること、今しかできないことを楽しみにかえ、同じ時間を過ごしています。