嘉響のごみ箱の中には新聞のごみ袋がおいてあります。以前、「これどうやってつくるの?」と聞かれ、折り方が話題に上がったことがありました。
そんなことから、「家にいて暇な時間つくってみるよ」とおっしゃったことが新聞紙の袋作りの始まりでした。
利用日ごとに20枚ほど持参してくださるようになりました。また、晃の園でも、「普段の業務に追われ、ごみ袋を作ることがあまりできない」との話を聞き、今回、渡すことになりました。
老人ホームの職員より、「ほんとに助かります。一日何十枚も使うため、足りていなかったので、ありがたいです。」と言われ、利用者様は「こんなことでよければまた作るよ」とお話されていました。
家での役割もありますが、嘉響で新しい役割を見つけ、ご自分の自信や、生きがいにつながっていく方もいます。私たちは、小さな発見も積み重ね、「できること」へ一歩のお手伝いをしたいと思っています。