この秋、大川デイでは地区センター主催の上映会に計3回参加しました。
とはいっても、大川デイの貸し切り状態なので
ソーシャルディスタンシングもしっかり確保した上で
ゆっくりと懐かしの映像を楽しむことが出来たわけですが…。
最初、この企画の話しをいただいた折
こちらからの注文として
戦争に関わる映像は避けて欲しい旨、お願いしてありました。
戦争があったこと自体は事実だけど、
今更、辛く悲しいことを思い出すのも辛い…
そうおっしゃる方が少なくないからです。
なので、上映会では、唄にスポーツ、役者に選手などなど
明るい話題や映像が次々に映し出されていました。
そして、無事に3回目の上映会が終了した後
参加された利用者様に何時ものように感想を聞いたところ
こんなご意見をいただきました。
「明るい唄や明るい話題ではあったけど、あのころはまだ戦後の生活の苦しさが沢山あった時期で、正直思い出すのが辛かった」
「東京オリンピックから後くらいが、段々暮らしも楽になってきて、楽しい思い出が沢山あるのよ」
配慮がしっかりと出来ているつもりの自分が少し恥ずかしくなりました。
でも、今回のことで新たな気づきもいただくことが出来ました。
懐かしい話題が数多く登場するデイサービスの日常で
今回教えていただいたことを、別の場面で活かしていきたいと思います。