「高齢者の痛みをひもとく」
・高齢者から「痛みがある」と訴えられた時にケアマネジャーとして、どのように対応するのか?最近では、痛みに対する治療の考え方が変わってきている。
・鎮痛剤の長期使用は他の病気の悪化を起こすこともあると言われている。
・痛みがあるからと言って安静にするのではなく、翌日までに痛みが残らない程度の軽い運動は行う必要がある。
・無痛無汗症という病気の患者の場合では、痛みの感じづらさがあるため、重症化してしまうこともあることから痛み信号は身体にとって重要なものといえる。
・腰痛の訴えをする利用者もいるが、痛みの原因が別の場所である場合もあり、痛みがひどくなる誘因を聞き出すことが必要。
・認知症になると痛みの訴えが一時的に増えることもあるがその後だんだんと痛みを感じにくくなる。
・痛みを感じる痛点が高齢者になると減少し、痛みの伝わる速度もゆっくりとなっていくことが判明している。
・痛み=即治療ではなく、原因を究明し、必要であれば治療へつなぐことが必要。ケアマネジャーもどのような痛みであれば、受診の必要性があるのかについて知っておくことが大事。