防災訓練を実施しました。
まずは地震が発生したという想定で…
①利用者の安全確認、②職員の安全確認、③防災頭巾・ヘルメットの着用、④建物や周囲の状況確認、⑤災害の情報収集
次に火災が発生したという想定で…
①防災盤の確認、②火元の確認、③初期消火開始、④消防署への通報、⑤避難誘導開始
といった内容です。
まずは机上での訓練を実施。
行動を伴う訓練では、他の人の動きが見えません。
まずは、机上でそれぞれが自分のコマを動かして場所・同線を確認します。
ちなみに、この訓練のコツは出来る限りリアルにコマを動かすことにあります。
図面の上なのですが、実際に扉のある場所から部屋に入り、必要なタイミングでちゃんと発声(●●確認とか、●●します)するなど、出来る限りリアルに実践するのが大事です。
他の人の動きも目にすることが出来、全体の動きが把握できれば、その中での自分の役割もイメージしやすくなります。
次に同じ想定・手順の訓練を実際に行動して実施します。
今度は実際に行動することで、距離感や順番などリアルな経験がつめます。
机上で訓練したイメージも活かせました。
勿論、想定は想定です。
実際に災害が発生した時に何がどうなるか…
それは誰にも想定できるものではありません。
けれども、こういった想定を毎回変化させながら、訓練を重ねることで応用を利かせることも期待できます。
訓練が終わって、皆で振り返りをしていると、色々な意見も出てきました。
『あそこは普段、施錠しているけど、咄嗟の時に困るね』
『消化器の置き場は、あそこでない方がいいのでは…』
『現実の避難を考えると、普段使わない車椅子も近くにある方がいいね』
などなど。
これからも定期的に訓練を重ねていきます。