施設内事例検討会
75歳の独居女性。初回は配食サ-ビスの希望で事業対象者として関わったが、その後物忘れが出てきたため運転免許が更新できず生活に支障が出てきて通所介護・訪問介護も追加した。家族の支援はあるが、今後の対応について検討したい。
・車の免許返納により生活がガラッと変わり、生活リズムが崩れるケ-スが多い。本人ができる部分と家族が不安に思う部分・支援が必要な部分を見極めて対応していく。
・独居でかかりつけ医もいなかったが、様々な見守りが強化できた。体調不安の早期発見や相談が可能になった。意見書記載だけの医師に対しても関りを持った方が良い。認知症の早期の関りとして医師にエピソ-ドを伝えていく等。
・地域との交流は好まないが役員をやる等、ちょっとしたきっかけがあれば交流の場への参加や意欲が引き出せそう。『参加の視点』で考える。誰が主に関わるか検討。
・この年代の方が独居になった場合や、ちょっとした支援で生活が成り立つ典型的なパタ-ン。ヘルパ-や家族が、認知症の自立支援の視点で生活機能が維持できるような利用の仕方を考える。
・きちんとした食生活(栄養)や水分補給が認知症の予防・進行予防に重要。食の確保ができて良かった。