駿河会では顧客満足度の向上を目的として、ISO9001の認証を平成18年から継続しています。
昨年度の2015年規格への移行と、3年に一度となる更新審査を経て、今年は継続のための審査を受けました。
ちなみに駿河会では、このISO9001の認証を『第三者評価』として位置づけていることを宣言しています。
重点項目はずばり「事業と統合されたISOマネジメントにより、介護の質が向上されていることを確認すること」です。要は、ISOの仕組みを活用して、サービスの品質が向上できているかを確認するということです。
(写真は二日目の特別養護老人ホーム晃の園での審査風景)
今回は、5つの事業所とQMS事務局が対象の審査が行われ、業務内容全般について審査が行われました。
二日間の審査の結果、
①高く評価できる事項:10件
②観察事項(業務内容の変更提案):8件
③不適合事項(業務改善指示):0件
という報告を受けることになりました。
ここでいう観察事項とは、あくまでも変更の提案であり、実施するか否かは法人の判断に委ねられています。
けれども実質的には、サービス向上へのヒントであり、進めるべき方向を示してくれているという内容なので、法人としても素直に『いい助言に感謝します』といった受け止め方が出来るものでした。
今回の審査の結果は、この駿河会ホームページ上でも公開しています。