最近、嘉響の利用者様より、「くしゃみをした時、尿がでてしまうことがあるよ。」「外出する時、排尿のことを気にしてしまうよ」とそんな声が寄せられました。
そこで、日本製紙クレシアのケアアドバイザーの方を招いて、
「人には聞けない、尿漏れの話」講座を開きました。
骨盤底筋体操を行ないました。肛門に力を入れるのですが、「なかなかむずかしいね。」とおっしゃる方もいました。
「なぜ、パットを使用しないといけないのか?」「トイレットペーパーやティッシュじゃだめなの?」「生理用ナプキンでもいいんじゃないの?」そんな声から、ある実験をしてみました。
トイレットペーパー、ティッシュ、生理用ナプキン、尿取りパットで、尿に見立てた水をながしてみました。
尿取りパット以外は吸収せず、あふれていきました。みなさんびっくりした様子でした。
「今度の屋外機能訓練の時、見てみようかな?」とおっしゃる方もいました。なかなかデリケートな部分で、人には話せないことですが、熱心にメモをとり、問題が解決できた利用者様も多かったようです。
これからも利用者様の声、ニーズに合わせた企画に取り組んでいきたいです。